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「運ぶだけでは根付かない。伝えて、伝わってこそ広がる。」 日本食ブランドをカンボジアで育てる挑戦。

みなさんこんにちは。

Buddy’s Marketing JP 代表の岩月 (Rocky) です。

 

設立当初はカンボジアへ進出している日系企業様のマーケティング支援をメインに事業を展開してまいりましたが、

現在は、日本食品を取り扱う商社機能を併せ持ち、

日々現場と向き合いながら、ある一つのテーマを持って事業に取り組んでいます。

 

それは、日本食文化や日本の食品は、

──運ぶだけでは根付かない。伝えて、伝わってこそ広がる。

という考え方です。

 

日本食品は、品質・味・安全性において世界でも高い評価を受けています。

しかし、カンボジア市場ではまだまだ「知られていない」「試されたことがない」商品が多く存在します。

だからこそ、私たちは単に商品を卸すだけではなく、“知ってもらい、好きになってもらい、選ばれる”までの体験設計を担っています。

 

・カンボジア人顧客の理解及び、マーケティングコンセプト設計

・店舗内の売り場づくり(販促物制作含め)

・継続的な試食会の実施

・SNS(特にFacebook)活用

・インフルエンサー起用

・イベント、キャンペーンの企画・実施

 

これらはすべて、日本食品が現地で根付き、

継続的に選ばれるための投資活動です。

 

 

流通マージンを抑えたい理由

 

Buddy’sでは、流通におけるマージンを意図的に抑えるよう努力しています。

それは、私たちの価値が“運ぶこと”ではなく、“育てること”にあるからです。

 

物流は必要不可欠ですが、それ自体がブランド価値を高めるわけではありません。

一方、マーケティングは「認知」「体験」「記憶」を生み、次の購買につながる“資産”になります。

 

メーカー様からマーケティング予算を一括でお預かりし、

現地でのブランド構築を担うことで、価格競争ではなく価値競争で勝負できる市場をつくる。

それが私たちの使命です。

 

 

このモデルを世界へ

 

現在、Buddy’sはカンボジアを拠点に活動していますが、今後はベトナム・タイ・インドネシアなど、アジア各国への展開を視野に入れています。

それぞれの国に合わせたローカライズ戦略を設計し、

“現地でブランドを育てる”伴走者としての価値を輸出していきます。

 

 

最後に

 

日本食品は、ただ美味しいだけではなく、

我々の先人がつくり上げてきた、文化・技術・誠実さの結晶です。

その価値を、カンボジアの人々にどう伝え、どう根付かせていくか。

そして、どう楽しんでもらうか。

それが、私たちBuddy’sの挑戦であり、誇りでもあります。

今後も、現地現物を大切に、ブランドに寄り添い、価値を届けてまいります。

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