7月4日、カンボジア中央銀行は、商業銀行のQR決済コードの統一規格である「KHQR」の導入を正式に開始しました。
KHQRの導入により、小売店舗での支払い、銀行間の決済取引、さらにはASEAN地域内の国境を超えた銀行間取引が容易になるとのことです。
現在、カンボジア国内の20以上の主要銀行・決済サービスがこのKHQRに加盟し、決済取引が始まっているようです。
KHQRで出来るようになること
- 銀行送金がスマホで簡単、即時反映できる
- 銀行間の送金コスト削減ができる
- 小売店では異なる複数の決済QRコードが乱立していたが、KHQRで統一し単一化できる
- アセアン領域内の銀行決済が容易になる
などなど、目から鱗の内容です!
急速なキャッシュレス化が進むカンボジア
平均年齢26.4歳の国、カンボジア。圧倒的に若い!
その圧倒的に若いデジタルネイティブの世代が多数のカンボジアでは、こうしたQRコード決済をはじめとするデジタルテクノロジーの人気は強く、
コロナ禍による非接触対応のニーズもあり、QRコード決済が急速に拡大中です。
2021年、カンボジア国内のeウォレットの口座数が総人口の80%以上に相当する1360万に達し(前年比34.5%)、
急速なキャッシュレス化が進んでいます。
QRコード決済の普及により、お財布なしいらずの生活が訪れる日もそう遠くはないでしょう!
カンボジアの今後のキャッシュレス化の動向に目が離せません!
【参照元】